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読書

バイオリン弾きが「蜜蜂と遠雷(上)」を読んだ感想

今回は恩田陸さん著の「蜜蜂と遠雷(上)」を読んだ感想です。 文章だけでここまで音楽を「体感」できるとは思いませんでした。「聴く」ではなく「体感」と表現しているのは、音楽は耳から感じ取るだけでなく、全身で響きを感じ取るものだと考えているからです。そして4人のコンテスタントが心の中に抱えている繊細さ、音楽に対する思い、やもすれば「パンドラの箱」のような何かがありありと伝わってきました。私も趣味でバイオ […]

【マルチタスクは嘘!】「SINGLE TASK 一点集中術」を読んだ感想。

「マルチタスクが苦手だ。何とかしないと」と思いつめていた時に購入しました。 しかし、この本ではマルチタスクでなくシングルタスクを薦めています。これには科学的な理由があります。それは 脳は一度に複数のことに集中できない ということです。確かにマルチタスクに物事を進めようとした結果、自分でも何をしているのかわからなくなってしまうことがありました。あるタスクAからタスクBをやってまたタスクAをやるときに […]

【考えるための道具】「考具」を読んだ感想

会社の先輩に勧められて即購入しました。 そもそも私自身アイデアを生み出すため「道具」について考えたことがなかったので新鮮でしたね。アイデアって机に座ってたり、気分転換したりしているうちに何となく浮かんでくるものくらいにしか考えていなかった。私のように「考えるための道具」をもっていないどころか、概念すら知らないという人も多いのではないしょうか。 そもそもアイデアを生み出して何らかの企画に落とし込むと […]