【新入社員必読!】先輩社員がフィードバックしやすい日報の書き方

新入社員の皆さん、日報を書いていますか?

私の会社では若手社員(ほぼ2年目)が新入社員とペアとなり、日報のフィードバックを返しています。かくいう2年目の私も日報担当にあてがわれ、フィードバックに悪戦苦闘する毎日を送っています。

日報にもフィードバックしやすいものもあればそうでないものがあります。私の新人時代の経験から、やはり先輩からのフィードバックというのは心に響くし、重要です。なぜなら先輩社員自身の体験をもとにアドバイスをしてくださったからだと思います。逆にそのような経験に基づいた実践的なアドバイスをもらうためには、フィードバックをしやすい日報を書くことを意識する必要があるでしょう。今回は先輩社員の視点から、的確なフィードバックバックを返しやすい日報の書き方について、

  • 体裁
  • 内容

の観点から説明します。

体裁

常体で統一されている。

常体と敬体、いわゆる「である」と「です」が混在しているのは論外です。じゃあどちらかに統一すればいいかというと、そうとも限りません。「敬体」の場合は文章も長くなるうえに、くどくなってしまいます。これは「短く簡潔に」というビジネス文章の姿勢に真っ向から反していますね。おとなしく常体に統一しましょう。

箇条書きで並んでいる項目の粒度を揃えている

並列に記載する項目の粒度は揃えましょう。

例えば以下の例で考えてみましょう。

(例)

・ビジネスマナーを学んだ・電話応対の仕方を学んだ

この場合「ビジネスマナーを学んだ」「電話応対の仕方を学んだ」は並列ではありませんよね。「ビジネスマナーを学んだ」の具体例が「電話応対の仕方を学んだ」という構造になっていますよね。私であれば

・ビジネスマナーを学んだ

┗電話応対の仕方を学んだ

のように書きます。ちなみに「┗」は「けいせん」を変換すると出てきます。

表現が簡潔である

なるべく短く簡潔に少ない単語数で文章を書きましょう。例えば「日報の作成を行う」みたいな日本語を書く人って新入社員に限らずたくさんいます。これって「日報を作成する」と書き換えたほうが、わかりやすいですよね。こういう冗長な日本語を見かけると思わず「学生がレポートでやる字数稼ぎかよw」と毒づきたくなります。実際これは大学教育の弊害もあるのではないかと筆者は考えています。「○○字以内でレポートを書け」って決められた字数書けばいいって意味じゃないですからね。

内容

具体的、定量的

なるべく具体的に書いてください。「○○がわからず、勉強不足だと感じた」みたいな具体性のかけらもないような日報だと、先輩社員もアドバイスのしようがありません。

過去の反省を生かしている

前回の日報での反省を生かして、目標を立ててください。

以上でした~。